店舗で胸毛脱毛を行う場合
ブラジリアンワックス
胸毛をブラジリアンワックスで脱毛する場合には自分で行う場合と
お店で施術を受ける場合両方のパターンがありますが、
ブラジリアンワックスは店舗での施術の方が正しい方法で行える場合が多いため
今回は店舗での施術を想定して説明いたします。
ブラジリアンワックスは数年前にテレビで特集を組まれたことなどがきっかけでブームになりました。
その影響でブラジリアンワックスで胸毛を処理しようとする人が増えましたが、この方法は処理する脱毛箇所にもよりますし、肌質などにも大きく効果が影響される方法であるため一概に効果があるとは言い難いです。
ブラジリアンワックスは一定の痛みがある方法になります。
ブラジリアンワックスで処理をした後にミミズ腫れのよな症状が出たというケースもあり、かなり肌へのダメージは深刻なレベルです。
また炎症を起こした箇所もまた毛が生えてきますので継続的に行う必要があり、あまりオススメはできない方法になります。
【ブラジリアンワックスでの胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:一気にムダ毛を無くすことができてスッキリする
デメリット:痛みが激しい、肌へのダメージが深刻すぎる、生えるたびに何度もやる必要がある
レーザー脱毛
レーザー脱毛は別名医療脱毛と呼ばれており、多くの人からの支持を得ています。
ですが、実際は効果が光脱毛と同じ、またはそれ以下であったという口コミも多く効果には個人差が激しいという側面があります。
ホームページなどには数回(だいたい3回〜6回)で効果が期待できるという文言がありますが、
光脱毛に比べて施術後のダウンタイム(施術後の肌の回復期間)が必要なので結果として光脱毛よりも効果の実感までに時間がかかる場合があります。
医療脱毛は施術完了までに一定の期間が必要であるという点を事前に認識した上で契約をした方が良さそうです。
【レーザー脱毛での胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:医療脱毛という名称のため安心して脱毛できる
デメリット:激しい痛みがあり継続が困難、効果に個人差がある、施術完了まで時間がかかる
ニードル脱毛
ニードル脱毛は140年前にアメリカで生まれた脱毛手法です。
長い歴史がある脱毛方法と言えますが、同時に古い脱毛方法と捉えることもできます。ニードル脱毛は毛穴に鉄の針を刺し、そこに電気を流して脱毛する方法になります。
そのため、激痛が伴う方法であり成人男性で痛みに強いという方ですら痛みに耐えられない場合があります。
【ニードル脱毛で毛が抜ける仕組み】
ニードル脱毛では毛先の丸くなっている針を毛穴に刺し、そこに電流を流して肌の中にある毛を生み出す組織、通称毛乳頭(もうにゅうとう)を破壊します。
こうすることで毛が生えてこない環境を肌の中に作り出し、それを脱毛と呼んでいるのです。
ニードル脱毛の種類
あまり知られていませんが、ニードル脱毛には4種類あります。
・電気分解法
針から微弱電流を流して毛乳頭(もうにゅうとう)を破壊するもっとも古典的な方法。
・フラッシュ法
直流の電流を流す電気分解法とは違い高周波の電流を流します。
・ブレンド法
ブレンド法は電気分解法とフラッシュ法をハイブリッドした脱毛方法です。
・絶縁針脱毛
この方法は医師と看護師のみが施術を行うことができる脱毛方法で、施術に伴って激痛が走りますので、麻酔を使うのがスタンダードになっています。
ニードル脱毛は毛穴の中の毛乳頭に対して直接影響を与える脱毛方法であるため白髪などのメラニン色素がほとんどないような毛の脱毛にも効果があります。
ただ、非常に激痛が伴う方法ですのでメラニン色素があるムダ毛だけを脱毛したい場合には他の方法を検討するといいでしょう。
【ニードル脱毛での胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:脱毛効果が高い、濃くないムダ毛の脱毛も可能
デメリット:激しい痛みがある
光脱毛
近年、大きな注目を集めているのが、この光脱毛です。
光脱毛にも大きく分けて3種類あります。
・IPL脱毛
IPL脱毛とはインテンスパルスライトの略称で毛根のメラニン色素に対して反応するため、剛毛であればあるほど効果の高い脱毛方法と言えます。
この脱毛方法は全身どの部位に対しても施術することが可能で、効果も比較的個人差が出ずらいと言われています。
また痛みに関しては、チクッとする程度の痛みで医療脱毛(ニードルなど)に比べて圧倒的に痛みは少ない方法になります。
また1回の施術時間が短いことがよく特徴として挙げられており、これは広範囲に対して一斉に照射するため、短い時間で施術を完了することができるからです。
そして近年、美肌を求める男性が増えていますが、そのような男性に嬉しい美肌効果もあります。
それは、シミやくすみなどの色素沈着を軽減し、そして毛穴の引き締め効果による美肌が手に入るというものです。
そのため、この噂を聞きつけた男性たちが美肌とムダ毛処理を兼ねてメンズ脱毛サロンを探しているという現状があり、予約が困難なサロンも数多くあります。
デメリットとしては「ほくろ」のある部分には照射することができないという点と色素が薄い産毛には効果が薄いという点が挙げられます。
これはIPL脱毛がメラニン色素に対して反応する脱毛手法であるという点が影響しています。
【IPL脱毛での胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:痛みが少ない、美肌効果がある
デメリット:メラニン色素が薄いムダ毛に対しては効果が薄い
・SSC脱毛
SSC脱毛はスムース・スキン・コントロールの略称でクリプトンライトという特殊な光とビーンズジェルという特殊ジェルを用いた脱毛方法です。
この方法は脱毛したい箇所に塗ったビーンズジェルに対してクリプトンライトを照射することで化学反応が起き、フィニリーブと呼ばれる成分が生まれます。
この成分が毛穴の中の毛母細胞に作用することで抑毛効果が発揮されます。
この脱毛手法は段々と毛が伸びにくくなるという脱毛手法であり、他の脱毛手法の方に毛根の細胞を破壊するという方法ではありませんので痛みはなく、肌へのダメージもになります。
そのため、脱毛の効果を毛が生えなくなるという点に限定すればSSC脱毛に脱毛の効果はありません。
あくまでに毛が伸びにくくなる効果のみになります。
【SSC脱毛での胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:痛みがほとんどない
デメリット:脱毛効果自体はない(抑毛効果のみ)
・SHR脱毛
SHR脱毛はスーパーヘアリムーバルの略称でメラニン色素に反応する光を照射します。
この脱毛方法は別名蓄熱式脱毛(ちくねつしきだつもう)と呼ばれており、毛が生えている皮膚の下のバルジ領域という発毛の指令を出しているところの活動を停止させ、発毛の指令を出せなくすることで脱毛をする手法です。
この脱毛手法は痛みが少なく、一回の施術時間も短いことがメリットです。
参考:バルジ領域
毛隆起 (バルジ) は外毛根鞘に存在し、立毛筋の結合部に位置する。
毛隆起には少なくとも毛包幹細胞 (hair follicle stem cell) と色素幹細胞 (melanocyte stem cell) の2種類の幹細胞が存在し、毛包全体に新たな細胞を供給するとともに、創傷時の表皮治癒に関与している。
毛包幹細胞はバルジの外層に存在し、内層の娘細胞により分泌されるBMP5およびFgf18により増殖が抑制されている。 幹細胞は LGR5 を発現している。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/毛包
またメラニン色素に対して効果を発揮する光を使うため、剛毛と呼ばれるほどの毛が太く、硬い方にも大きな効果を発揮します。
この脱毛手法は脱毛完了までに期間が他の脱毛手法に対して短いことが魅力です。
これは肌に与えるダメージが少ないことが理由で、施術後に肌が腫れるということもないため、近年大きな注目を集めています。
施術時間は施術部位にもよりますが、だいたい30分から50分程度となっています。
この施術のデメリットとしてはまだまだ、SHR脱毛に対応しているサロンが少ないということが挙げられます。
痛みが少なく、効果が高いことはわかっていても中々、近所で見つからない。
見つかっても予約でいっぱいというケースが多く、もし近所でSHR脱毛を行っているサロンを見つけた場合にはすぐに電話で空き状況を確認することをオススメいたします。
気になる費用面についてもSHR脱毛は値段が他の脱毛方法よりも比較的リーズナブルである場合が多いです。
気になる方は近所にSHR対応のサロンがないか問い合わせてみるのもアリです。
【SHR脱毛での胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:脱毛効果が高い、美肌効果がある、痛みが少ない
デメリット:メラニン色素の薄い毛には効果が薄い