今の時代、男性にも高い「清潔感」が求められますよね?
特に女性に嫌われがちな男性の体毛が「胸毛」です。事実ネット上でも「好きな男性の胸毛が濃くて残念」という女性たちの投稿が多いです。
胸毛が生えてしまうのは仕方のないことと女性もわかってはいますが、やはり綺麗に処理していないと不快に思う女性も多いようです。
この胸毛について悩んでいる男性も世の中には多く、今回は胸毛についての基礎知識と濃い胸毛の対処法を紹介していこうと思います。
胸毛の悩みは無くならないのか。なんとかする方法はないのか!
清潔感を手に入れたい方はぜひ最後までお読みください!
胸毛脱毛という選択肢
胸毛の悩みを持たれている男性の多くが胸毛脱毛という選択肢が頭にあると思います。
最近は永久脱毛というものがあるらしいし、それで胸毛脱毛してしまえば悩みは無くなる!そう考えている男性も多いでしょう。
ですが、この考えは間違いです。永久脱毛というのは一生全く毛が生えてこない状態のことではありません。
永久脱毛=永久じゃない
この永久脱毛の定義というのは以下の通りになります。
最終脱毛から1カ月後の毛の再生率が20%以下である状態
3回照射後、6ヶ月経過した時点で67%(3分の2)以上の毛が減っている状態
出典:https://lab.datumou.news-postseven.com/permanent-hair-removal/
この事実を知らない人は世の中に案外多いです!
胸毛の悩みを解決する方法は胸毛脱毛だけで考えるのではなく、多くの選択肢の中でしっかりと考えて選ぶべきです。
【ここまでのまとめ】
・胸毛の悩みには胸毛脱毛という選択肢がある
・胸毛の悩みの解消方法は「胸毛脱毛」だけではない
・胸毛の永久脱毛は「永久」ではない
胸毛の悩みは体に関わることなので、ここからは胸毛が生える原因から詳しく紹介していきます!
男に胸毛が生える原因って何?胸毛が濃いのは男性ホルモンの影響ってほんと!?
男の胸毛が人によって太さや量が違うのは男性ホルモンの量が人それぞれ違っているからです。
男性ホルモンは筋肉を作るのを手伝うという役割や記憶力の維持を助ける働きもありますが
分泌量が多いと体毛が濃くなるというデメリットもあります。
胸毛を濃くしているのは男性ホルモンですが、その男性ホルモンの分泌を異常に促進してしまっていることが原因の場合もあります。
男性ホルモンの異常分泌の原因は以下の通りです。
- コレステロールを多く含んだ食事
- 睡眠不足
- 強いストレスが続く
- 喫煙の習慣がある
これらの習慣が男性ホルモンの異常分泌につながっている可能性があります。
では胸毛の濃い原因が男性ホルモンの影響が大きいということがわかった上で、その男性ホルモンを抑える方法がないのかを次の項目で紹介していきます!
参考:男性ホルモンの種類
男性ホルモンは、アンドロゲン(androgen)とも呼ばれるステロイド・ホルモンで、
その中にはテストステロンのほか、ジヒドロテストステロン(DHT)、
デヒドロエピアンドロストロン(DHEA)、アンドロステロン、
アンドロステンジオン(androstenedione)、エピアンドロステロンなどがあります。
DHTやDHEAの作用や役割など、必ずしも十分に解明されていない事はありますが、
男性ホルモンの主な作用についてはテストステロンをお考えいただければ、と思います。
出典:https://www.daito-p.co.jp/reference/androgen.html
男性ホルモンを抑える方法ってホントに無いの?
胸毛が濃いのが悩みだから男性ホルモンを抑えたい!と考えている男性は多いはず!
男性ホルモンが強すぎるとイライラしやすかったりと日常生活でも大きな悪影響が出たりしますよね。
そんな男性ホルモンで悩んでいる方にオススメしたい男性ホルモンを抑える方法は以下の通りです。
過度な運動をしない
運動をやりすぎると男性ホルモンが異常分泌してしまいます。
男性ホルモンは運動で体に対して過度な負荷がかかっている時に分泌が活発になる特性を持っているため、あまりに過度な運動は男性ホルモンを増加させてしまう原因になります。
それが胸毛を濃くしてしまう原因になっています。
胸毛のことだけではなく過度な運動は体に悪影響を及ぼす可能性がありますので注意が必要です。
過度な運動をする習慣のある人はどうすれば・・
生活の中で過度な運動をすることが多い人は事実、多くいると思います。
職業が体を酷使する場合やスポーツを職業にしている方などは過度な運動を抑えるということは現実的に不可能です。
そのような方は水分の摂取量を意識的に増やしましょう。
水分を多く摂ることで尿がよく排出されることになり、その尿を出す時に男性ホルモンであるジヒドロテストロンという物質を排出することができます。
また飲酒や喫煙の習慣がある方は、その頻度を減らしたり辞めることを検討した方がいいでしょう。
飲酒や喫煙は男性ホルモンの生成を促進してしまう原因になります。
そのため、男性ホルモンをできるだけ減らしたい場合には飲酒や喫煙の習慣を辞めることが効果的です。
ストレスがかかり過ぎるような場所を避ける
ストレスがかかる場所というのは、人混みなどの場所です。
人混みの中に人がいると無意識のうちに強いストレスを感じています。
また大きい音が鳴っている場所なども無意識的にストレスを感じている場所なのでそういった場所に行くのを避けることも効果的と言えます。
ストレスと胸毛の濃さが関係しているというと意外かもしれませんが、胸毛が濃くなる原因の一つです。
肉類などの脂質の多い食べ物を極力控える
肉類などの資質が多い食べ物を食べることで男性ホルモンの生成は促進されます。
そのため、毎日の食生活の中で肉類の量や頻度を減らして野菜や魚といったものをバランス良く食べるようにしましょう。
毎日肉類を食べている場合はすでに男性ホルモンの影響で胸毛が濃くなるだけではなく、顔のテカリも気になっているはずです。
その顔のテカリも男性ホルモンの影響であり、食生活が肉食に偏っているためです。
その食生活を変えるだけでも男性ホルモンの悪影響は一気に改善されます。
油物は胸毛だけではなく顔のテカリにも影響を与えるというデメリットの多い食べ物です。
胸毛の濃さで悩んでいる方は実は油物が好きでよく食べていたのではないでしょうか。
その油物をたくさん食べることを控えるだけでも胸毛が濃い悩みは多少改善します。
これらの方法で男性ホルモンは多少抑えることができますが、男性ホルモンは生まれつきの遺伝的な部分が大きいため、男性ホルモンを一気に押さえつける方法というのは現在、存在しません。
今、すぐにできるのは男性ホルモンの生成を促進させないことになります。
胸毛が濃い原因は一つではなく、色々な要素が影響し合っていることがお分かりいただけたと思います。
ここでは胸毛が濃い原因→男性ホルモンが異常分泌している→原因となる習慣を改善しよう!という流れで紹介しました。
一つ一つは小さなことかもしれませんが、すぐに実践できるものばかりですので是非とも実践してみてください!
胸毛処理の種類とメリット・デメリット
男性の胸毛脱毛の処理方法には数多くの種類があります。
これらの処理の方法にはメリットと同時にデメリットも存在しており、デメリットを理解した上で処理するならいいのですが、デメリットを理解せぬまま自己流の方法で処理をすると、肌へのダメージによりシミやくすみを作ってしまうという結果になります。
どんな男性でも胸毛ケアを間違ったせいでシミやくすみを作りたくはないですよね?
ここからはそれぞれの処理のメリットとデメリットを紹介していこうと思います。
どの方法が自分に最もあっているのかをしっかりと検討して自分に合った方法を選んでください!
自分で処理をする場合
カミソリシェーバーで剃る
カミソリシェーバーでの処理は短時間でスッキリとした効果を得られるため、多くの人がカミソリシェーバーで処理を行なっています。
カミソリシェーバーで処理を行う場合、ジェルを塗る派の人とジェルを塗らずにカミソリシェーバーで一気に剃る人など細かく分かれており、また剃る前に蒸しタオルなどで毛を蒸すかどうかでも分かれてきます。
それぞれの独自のやり方があると思いますが、絶対に言えることは肌へのダメージを最小限に抑える必要があるということです。
【カミソリシェーバーでの胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:短時間でスッキリと綺麗になる
デメリット:肌へのダメージが深刻
毛抜きで一本ずつ抜く
この方法は胸毛が比較的太く、生えている人に多いケースです!
この方法を行うと毛根から抜くことができ、一時的に生えるのを遅らせるとというメリットがあると同時にかなり毛根部分にダメージが行くので炎症を引き起こす可能性が高いという大きなデメリットもあります。
この方法を長年やっていると肌がかなり汚くなり、炎症の跡が消えないなどのリスクが高まります。
【毛抜きでの胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:毛が生えてくるのが遅くなる(根元から抜くため)
デメリット:毛根部分への深刻なダメージにより炎症を起こす可能性が高い、胸毛を毛抜きでやると時間がかかる
家庭用脱毛器
家庭用脱毛器による胸毛脱毛は店舗での脱毛よりも安価に脱毛を行うことができますし、少ない痛みで脱毛を行うことができますが、店舗での脱毛よりも家庭用脱毛器はパワーが小さいため、胸毛の脱毛効果を期待することは難しいです。
またメーカーによりますが、大体6万円前後かかる場合もあるため店舗での脱毛とそこまで費用が変わらない場合もあります。
胸毛のみの脱毛を行う場合には実店舗を持っている脱毛サロンで脱毛した場合の方が安い場合さえあります。
【家庭用脱毛器での胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:安価でセルフ脱毛を行うことができる
デメリット:効果が期待できない
店舗で胸毛脱毛を行う場合
ブラジリアンワックス
胸毛をブラジリアンワックスで脱毛する場合には自分で行う場合と
お店で施術を受ける場合両方のパターンがありますが、
ブラジリアンワックスは店舗での施術の方が正しい方法で行える場合が多いため
今回は店舗での施術を想定して説明いたします。
ブラジリアンワックスは数年前にテレビで特集を組まれたことなどがきっかけでブームになりました。
その影響でブラジリアンワックスで胸毛を処理しようとする人が増えましたが、この方法は処理する脱毛箇所にもよりますし、肌質などにも大きく効果が影響される方法であるため一概に効果があるとは言い難いです。
ブラジリアンワックスは一定の痛みがある方法になります。
ブラジリアンワックスで処理をした後にミミズ腫れのよな症状が出たというケースもあり、かなり肌へのダメージは深刻なレベルです。
また炎症を起こした箇所もまた毛が生えてきますので継続的に行う必要があり、あまりオススメはできない方法になります。
【ブラジリアンワックスでの胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:一気にムダ毛を無くすことができてスッキリする
デメリット:痛みが激しい、肌へのダメージが深刻すぎる、生えるたびに何度もやる必要がある
レーザー脱毛
レーザー脱毛は別名医療脱毛と呼ばれており、多くの人からの支持を得ています。
ですが、実際は効果が光脱毛と同じ、またはそれ以下であったという口コミも多く効果には個人差が激しいという側面があります。
ホームページなどには数回(だいたい3回〜6回)で効果が期待できるという文言がありますが、
光脱毛に比べて施術後のダウンタイム(施術後の肌の回復期間)が必要なので結果として光脱毛よりも効果の実感までに時間がかかる場合があります。
医療脱毛は施術完了までに一定の期間が必要であるという点を事前に認識した上で契約をした方が良さそうです。
【レーザー脱毛での胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:医療脱毛という名称のため安心して脱毛できる
デメリット:激しい痛みがあり継続が困難、効果に個人差がある、施術完了まで時間がかかる
ニードル脱毛
ニードル脱毛は140年前にアメリカで生まれた脱毛手法です。
長い歴史がある脱毛方法と言えますが、同時に古い脱毛方法と捉えることもできます。ニードル脱毛は毛穴に鉄の針を刺し、そこに電気を流して脱毛する方法になります。
そのため、激痛が伴う方法であり成人男性で痛みに強いという方ですら痛みに耐えられない場合があります。
【ニードル脱毛で毛が抜ける仕組み】
ニードル脱毛では毛先の丸くなっている針を毛穴に刺し、そこに電流を流して肌の中にある毛を生み出す組織、通称毛乳頭(もうにゅうとう)を破壊します。
こうすることで毛が生えてこない環境を肌の中に作り出し、それを脱毛と呼んでいるのです。
ニードル脱毛の種類
あまり知られていませんが、ニードル脱毛には4種類あります。
・電気分解法
針から微弱電流を流して毛乳頭(もうにゅうとう)を破壊するもっとも古典的な方法。
・フラッシュ法
直流の電流を流す電気分解法とは違い高周波の電流を流します。
・ブレンド法
ブレンド法は電気分解法とフラッシュ法をハイブリッドした脱毛方法です。
・絶縁針脱毛
この方法は医師と看護師のみが施術を行うことができる脱毛方法で、施術に伴って激痛が走りますので、麻酔を使うのがスタンダードになっています。
ニードル脱毛は毛穴の中の毛乳頭に対して直接影響を与える脱毛方法であるため白髪などのメラニン色素がほとんどないような毛の脱毛にも効果があります。
ただ、非常に激痛が伴う方法ですのでメラニン色素があるムダ毛だけを脱毛したい場合には他の方法を検討するといいでしょう。
【ニードル脱毛での胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:脱毛効果が高い、濃くないムダ毛の脱毛も可能
デメリット:激しい痛みがある
光脱毛
近年、大きな注目を集めているのが、この光脱毛です。
光脱毛にも大きく分けて3種類あります。
・IPL脱毛
IPL脱毛とはインテンスパルスライトの略称で毛根のメラニン色素に対して反応するため、剛毛であればあるほど効果の高い脱毛方法と言えます。
この脱毛方法は全身どの部位に対しても施術することが可能で、効果も比較的個人差が出ずらいと言われています。
また痛みに関しては、チクッとする程度の痛みで医療脱毛(ニードルなど)に比べて圧倒的に痛みは少ない方法になります。
また1回の施術時間が短いことがよく特徴として挙げられており、これは広範囲に対して一斉に照射するため、短い時間で施術を完了することができるからです。
そして近年、美肌を求める男性が増えていますが、そのような男性に嬉しい美肌効果もあります。
それは、シミやくすみなどの色素沈着を軽減し、そして毛穴の引き締め効果による美肌が手に入るというものです。
そのため、この噂を聞きつけた男性たちが美肌とムダ毛処理を兼ねてメンズ脱毛サロンを探しているという現状があり、予約が困難なサロンも数多くあります。
デメリットとしては「ほくろ」のある部分には照射することができないという点と色素が薄い産毛には効果が薄いという点が挙げられます。
これはIPL脱毛がメラニン色素に対して反応する脱毛手法であるという点が影響しています。
【IPL脱毛での胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:痛みが少ない、美肌効果がある
デメリット:メラニン色素が薄いムダ毛に対しては効果が薄い
・SSC脱毛
SSC脱毛はスムース・スキン・コントロールの略称でクリプトンライトという特殊な光とビーンズジェルという特殊ジェルを用いた脱毛方法です。
この方法は脱毛したい箇所に塗ったビーンズジェルに対してクリプトンライトを照射することで化学反応が起き、フィニリーブと呼ばれる成分が生まれます。
この成分が毛穴の中の毛母細胞に作用することで抑毛効果が発揮されます。
この脱毛手法は段々と毛が伸びにくくなるという脱毛手法であり、他の脱毛手法の方に毛根の細胞を破壊するという方法ではありませんので痛みはなく、肌へのダメージもになります。
そのため、脱毛の効果を毛が生えなくなるという点に限定すればSSC脱毛に脱毛の効果はありません。
あくまでに毛が伸びにくくなる効果のみになります。
【SSC脱毛での胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:痛みがほとんどない
デメリット:脱毛効果自体はない(抑毛効果のみ)
・SHR脱毛
SHR脱毛はスーパーヘアリムーバルの略称でメラニン色素に反応する光を照射します。
この脱毛方法は別名蓄熱式脱毛(ちくねつしきだつもう)と呼ばれており、毛が生えている皮膚の下のバルジ領域という発毛の指令を出しているところの活動を停止させ、発毛の指令を出せなくすることで脱毛をする手法です。
この脱毛手法は痛みが少なく、一回の施術時間も短いことがメリットです。
参考:バルジ領域
毛隆起 (バルジ) は外毛根鞘に存在し、立毛筋の結合部に位置する。
毛隆起には少なくとも毛包幹細胞 (hair follicle stem cell) と色素幹細胞 (melanocyte stem cell) の2種類の幹細胞が存在し、毛包全体に新たな細胞を供給するとともに、創傷時の表皮治癒に関与している。
毛包幹細胞はバルジの外層に存在し、内層の娘細胞により分泌されるBMP5およびFgf18により増殖が抑制されている。 幹細胞は LGR5 を発現している。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/毛包
またメラニン色素に対して効果を発揮する光を使うため、剛毛と呼ばれるほどの毛が太く、硬い方にも大きな効果を発揮します。
この脱毛手法は脱毛完了までに期間が他の脱毛手法に対して短いことが魅力です。
これは肌に与えるダメージが少ないことが理由で、施術後に肌が腫れるということもないため、近年大きな注目を集めています。
施術時間は施術部位にもよりますが、だいたい30分から50分程度となっています。
この施術のデメリットとしてはまだまだ、SHR脱毛に対応しているサロンが少ないということが挙げられます。
痛みが少なく、効果が高いことはわかっていても中々、近所で見つからない。
見つかっても予約でいっぱいというケースが多く、もし近所でSHR脱毛を行っているサロンを見つけた場合にはすぐに電話で空き状況を確認することをオススメいたします。
気になる費用面についてもSHR脱毛は値段が他の脱毛方法よりも比較的リーズナブルである場合が多いです。
気になる方は近所にSHR対応のサロンがないか問い合わせてみるのもアリです。
【SHR脱毛での胸毛脱毛のメリット・デメリットまとめ】
メリット:脱毛効果が高い、美肌効果がある、痛みが少ない
デメリット:メラニン色素の薄い毛には効果が薄い
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