脱毛施術を受けていると、「ここ、きちんと当ててくれてるのかな?」と思うことがあるかもしれません。
そして、施術後まだらに生えてくるとと残念な気持ちになってしまうこともあると思います。
照射漏れは脱毛を受けた人の誰もが体験することと思います。
照射漏れとは何か?
見分けるポイントとしては、キレイに線が残っているかどうかです。
照射する際に隙間ができると、照射されていない部分がクッキリ残ってしまう可能性があります。
はっきりと人為的なラインが残っている場合は、ほぼ当て漏れと考えていいと思います。
直線的なラインがないが、まだらに生えている…このような場合は当て漏れではありません。
脱毛では、1回の施術で施術箇所の10%~15%前後の量の毛にしか効果を得られません。休止期・後退期の体毛に光を照射しても細胞に光が届かず、いつもと変わらないしっかりした毛、成長期の体毛が生えてきます。
脱毛では、成長期の体毛に照射する必要があります。
脱毛は何度も通わないといけません。その理由は、1回の脱毛で10%~15%程度しか処理することができないからです。成長期、退行期、休止期がポイントです。
成長期の体毛に光を照射できると、再び毛が生えてくるまでに時間がかかります。効果のあった成長期の毛穴からは新しい体毛が生えにくくなり、効果がなかった休止期や後退期の毛穴からは新しい体毛が生えてきます。
この結果、まだらに体毛が生えてきてしまうことがあるのです。
まだらでは無く、施術した箇所全てがキレイに同じように生えてくるということは、脱毛効果が少なかったという可能性もあります。
特に男性の体毛は女性に比べて濃く太いのが特徴です。成長サイクルが活発で、休止していた毛根が次々と活動をはじめるので、まだらに生えてくることが多くなります。
まだらに生えてくる大きな原因は照射の光が毛根まで届いてないということにあります。脱毛前にしっかり剃毛処理ができていれば、この照射漏れのリスクをかなり少なくすることができます。
なので、剃り残しのないようにしっかりシェービングをすることが鍵となってきます。
毛質や濃さ、生え方は個人差があります。自分で判断するのがなかな難しいこともあると思います。
不自然に生えてきた場合や、どうしても気になる場合は、プロであるサロンやクリニックのスタッフに相談してみるのが一番です。
特に男性は相談をためらう場合が多いようですが、こうした疑問はサロンやクリニックのスタッフは慣れていますので気兼ねなく相談しましょう。
照射漏れに早く気づいた場合、再度サロンやクリニックに行って照射してもらう方法があります。
気になることを詳しく伝えて、今後さらに丁寧に照射してもらうといいと思います。
その後、再度照射漏れがある場合は、サロンやクリニックを変更したほうがいいかもしれません。
しかし、照射漏れはどんなベテランのスタッフでも起こりがちなミスです。伝えることを伝えた上で、何も変わらなければサロンやクリニックを変更という方法もありますね。