ヒゲ脱毛をしていると、まだらに生えてきた!という経験はありませんか?
照射漏れかも?と不安になる方も多いとこ思います。
しかし、心配はご無用です。
なぜならヒゲ脱毛の原理上、まだらに生えてくるのは当然の現象だからです。
髭脱毛後、まだらに生える原因とは?
髭がまだらに生える原因は…
1本1本の毛の周期が異なるからです。
実は、自分でも気づかないうちに髭は抜けては生えてを繰り返しています。
これを毛周期と呼びます。
では、その毛周期とは?
毛周期には、「成長期」⇒「退行期」⇒「休止期」という3つの段階があります。
成長期とは…
毛母細胞が分裂し、作りだされた毛が伸びていく状態。
退行期とは…
毛母細胞の分裂が止まった状態。毛と毛乳頭と繋がった部分が緩み、しばらくすると自然に抜け落ちます。
休止期とは…
毛が抜け落ち、毛穴から毛が生えていない状態。
髭脱毛は、黒い色に反応して生じた熱で発毛組織を破壊します。
つまり、髭が発毛組織にしっかりくっついた状態でないと、髭脱毛の効果を十分に発揮することはできません。
このような理由から、脱毛が十分な効果を発揮できる毛は「成長期」にあたる毛のみになります。
成長期の毛は全体のおよそ20%しかありません。
つまり、残り80%の休止期・退行期の毛は、成長期になるのを待ってから照射する必要があるというわけです。
これがヒゲがまだらに生える原因です。
SHR、IPL脱毛は毛周期に関係なく効果を発揮しますが、やはり成長期の毛は1番効果がでやすいのです。
髭がまだらに生える原因は他にもあります。
毛周期以外の原因とは…
・照射漏れ
・毛抜きで髭を抜いている
照射漏れとは、うまく光が当たらずにひげが残ってしまうことです。
ちゃんとしたサロンなら技術のあるスタッフがいるので照射漏れはほとんどの場合は起きませんが、施術をするのは人間なので可能性はゼロではありません。
ただし、髭がまだらに生える原因が、毛周期によるものか照射漏れなのか判断するのは難しいです。
もし2~3週間たっても髭が抜け落ちておらず、照射漏れの可能性があると感じたら、サロンに相談しましょう。
ピンセットで髭を抜いている
まだらな髭を隠すために毛抜きで髭を抜きたくなりますよね。
ですが、絶対にNGです。
・ 髭を抜くことによって毛周期が乱れる
・毛根がなくなると反応する箇所がなくなり効果がでなくなる
という理由から髭を抜くと脱毛の効率が落ち、脱毛が完了するまでに余計に時間がかかってしまいます。
髭脱毛で生え方がまだらになったときの対策としては…
そのまま脱毛を続けることです。
髭脱毛の頻度には理由がある
髭脱毛は連続して施術を受けることができません。一般的に1度脱毛したら3~4週間以上の期間を空けます。
なぜなら休止期だった毛が1ヶ月〜2ヶ月の期間で成長期に変わるからです。
ヒゲは約2ヶ月で入れ替わるので、前回休止期だった毛は、次に脱毛することには、成長期になっているのです。
適切な時期に照射すればどんどん脱毛の効果が出てきます。
なので気にせずに脱毛を続ければ大丈夫ということです。
それでもまだらな髭が気になるときの対策は…
・マスクで隠す
これが一番簡単な方法です。今はコロナ禍ですし、マスクをするのが当たり前の時代ですね。なので今のうちにヒゲ脱毛を始める人も多いです。
・化粧品で隠す
コンシーラーやBBクリームを使えば、一時的に髭を薄く見せることができます。どうしてもの時は化粧品に頼るのも手です。
脱毛してヒゲがまだらになるのは毛が生える周期が原因です。
継続すればツルツルの肌になれるので、安心して下さい。
まとめ
まばらに残ってしまった場合の対処 脱毛施術コースが完了した後に、ひげがまばらに残ってしまっ場合にはもう一度その箇所への追加施術が最も有効です。 まばらに生えてしまった部分に対して当てるのはもちろんですが、中途半端に当たってしまっている可能性のある周囲に対してもダウンタイムに沿って継続的に光を照射することが有効です。
ひげ脱毛をされる方はこれからサロン選びに注意しながら脱毛で失敗しないようにお気をつけください!